「不妊ルーム」最新コラム
「不妊ルーム」コラム更新しました!
私が妊活には漢方薬と思ったわけ(2025年8月26日)
私が「不妊ルーム」を開設して、最初に強く関心を寄せたのが漢方薬でした。
その理由は、実は医学生時代にさかのぼります。
西洋医学の薬が「臓器に対して、ピンポイントで効果を狙う」とすれば、
漢方薬は「身体全体をどう整えるか」という発想から成り立っていると知り、
そこに強い魅力を感じたからです。
体外受精にはヌマ≠ェある(2025年8月22日)
先日、このホームページのコラムで「人工授精の壁」について書いたところ、
多くの反響をいただきました。
「まさに私のことだと思いました」「涙が出ました」――そんな声を頂戴しました。
そして今日は、その先にある大きな難所についてお話ししたいと思います。
それが「体外受精のヌマ=vです。
妊活ホルモン・オキシトシンの科学(2025年8月18日)
オキシトシンは、脳でつくられるホルモンの一種であり、
同時に神経伝達物質としても働きます。
一般には「愛情ホルモン」「絆ホルモン」と呼ばれ、
夫婦や親子のスキンシップで分泌が増えることが知られています。
不妊治療不妊にご用心(2025年8月15日)
「妊娠したい」と思って不妊治療を始めたのに、
なぜか妊娠から遠ざかってしまう――。
最近、このような「不妊治療不妊」とも呼べるケースが増えています。
本来は妊娠をサポートするはずの治療が、逆に身体や心に負担をかけ、
結果的に妊娠力を下げてしまうのです。
この現象を理解するカギは、「オキシトシン」にあります。
不妊治療の保険適用、対象となる年齢や回数は?(2025年8月12日)
不妊治療に保険が使えるようになってから、
「私の年齢でも大丈夫かな?」
「何回まで使えるの?」
といった不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
不妊治療の保険適用はどこまで?(2025年8月7日)
「保険が使えるって聞いたけど、実際どこまで?」
そんな疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
以前はすべて自費診療だった不妊治療ですが、2022年4月から保険適用の範囲が大きく広がり、ぐっと受けやすくなりました。
タイミング法 VS オキシトシン妊活
― 妊活の本質を見つめ直そう(2025年8月5日)
不妊治療を始めると、ほとんどのカップルが最初に取り組むのが「タイミング法」です。
医療機関に通い、排卵の時期を正確に見極めるため、頸膣超音波で卵胞の大きさを測定します。
卵子は卵胞という袋に包まれていますが、統計的にこの卵胞が約22ミリ前後で排卵することが分かっています。
そこで、医師は画像を見ながらこう伝えます。
「明日がんばってください」と。
妊活の神様はあまのじゃく
〜追えば逃げる、忘れたころにやってくる〜(2025年8月1日)
私が「不妊ルーム」を立ち上げた理由は、二つの疑問にありました。
@ なぜ、治療をやめたら妊娠した女性が多いのか?
A 不妊に悩むすべての女性に不妊治療は必要なのか?
人工授精の壁
――妊活の第二ステップで立ち止まる勇気も――(2025年7月28日)
妊活を始めると、多くの方は次のような流れをたどります。
第一段階はタイミング法。排卵日を予測し、
自然に近い形で妊娠を目指す方法です。
うまくいかなければ、次は人工授精(AIH)。
排卵に合わせて精子を子宮に届けることで、
受精のチャンスを少しでも高める方法です。
さらに結果が出なければ、第三段階として体外受精(IVF)へ――。
不妊治療とセカンドオピニオン:ケースA
〜37歳・Hさんのケースから考える「妊活をどう始めるか」〜(2025年7月25日)
「半年ほど妊活をしていますが、うまくいきません。
これからどう進めたらいいか、不安で…」
Hさん(37歳)は、穏やかな表情の中に、
迷いの色をにじませながら、そう話しました。
「このままでいいのだろうか」
「もっと早く進めた方がいいのではないか」という、
切実な思いが感じられました。
不妊治療とセカンドオピニオン:ケース@
〜40歳・Yさんのケースから考える「転院という選択」〜(2025年7月22日)
高度生殖医療に進んだのに結果が出ない
――そのとき、どうするか?
「体外受精まで進んだのに、なぜ妊娠できないのか…」
「年齢的にも、もう限界かもしれない…」
不妊治療とセカンドオピニオン
――あなたのための、もう一つの視点(2025年7月18日)
不妊治療は、単に「妊娠すること」を目指す医療ではありません。
あなたの心や体、そしてパートナーとの関係性、
日常生活そのものにも大きく関わるものです。
だからこそ、妊活・不妊治療において「自分で納得して治療を進める」
という姿勢はとても大切です。
そのための有効な手段のひとつが「セカンドオピニオン」です。
よい卵子が育つまでの物語
― 卵胞の中で起きていることを知っていますか? ―(2025年7月14日)
女性の体には、生まれたときすでに
たくさんの卵子の「もと」が卵巣の中に用意されています。
この卵子の「もと」は、「原始卵胞(げんしらんぽう)」と呼ばれ、
思春期を迎えるまでずっと眠った状態で待機しています。
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妊活はなにから始める?
― 自分の体を知ることからはじめましょう ―(2025年7月10日)
妊活を始めようと思ったとき、私たちは「すぐに妊娠できるだろう」と、
どこかで自然に期待してしまいます。
しかし実際には、妊娠にはタイミング、体調、ホルモンバランス、
ストレス、生活習慣など、さまざまな要素が関係しています。
焦らずに自分の体と心に向き合っていくことが妊娠への第一歩です。
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妊活サプリの正しい知識
──医師が伝えたい“本当に必要なサプリ”の選び方(2025年7月7日)
サプリメントという言葉は、英語の「サプライ(supply)」
──すなわち「供給する」という意味から来ています。
補う対象は、私たちの体内で不足しがちな栄養素です。
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高齢女性が妊娠するメカニズム
――「不妊ルーム」で見えてきた共通点とは?(2025年7月3日)
こまえクリニック「不妊ルーム」には、
40歳を過ぎてから妊娠・出産される女性が、年々増えています。
もちろん、すべての方が簡単に授かれるというわけではありません。
年齢が上がるほど、卵巣機能は低下し、妊娠率が下がることは事実です。
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精子無力症とコエンザイムQ10
ーー精子のチカラを引き出す補酵素(2025年7月1日)
妊活において「卵子の老化」や「卵子の質」が話題になることが増え、
コエンザイムQ10(以下?oQ10)のサプリメントが注目を集めています。
けれども実は、このCoQ10が生殖医療の分野で、
ずっと以前から注目されてきたのは「男性因子」、
とくに精子無力症(精子の運動率が低い状態)に対してなのです。
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妊活脳をつくる「オキシトシン」
――脳の神経伝達から考える妊活の新常識(2025年6月27日)
前回、ホルモンとしてのオキシトシンのはたらきについて説明しました。
今回はオキシトシンのもうひとつの顔、「神経伝達物質」のお話しをします。
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「不妊治療不妊」という落とし穴
―オキシトシンの視点から考える、ほんとうの妊活―(2025年6月24日)
「これだけ頑張ってるのに、なぜ妊娠できないの?」
そんな疑問と焦りの中、不妊治療を続けている方は少なくないのでは?
一方で、治療を一時中断しただけで、
ふと妊娠した…という話を耳にしたことがありませんか?
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愛と快感が妊娠率を高める
―ホルモンから考える「妊娠しやすいセックス」―(2025年6月20日)
「愛のあるセックスは妊娠率を高める」──そんな言葉を聞くと、
多くの人はそれを感情論や精神論と受け止めてしまうかもしれません。
でも、もしそれが、私たちの脳内で実際に起きている
“ホルモン”の働きによって裏づけられているとしたら?
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妊活になぜ「亜鉛」が大切?(2025年6月16日)
「葉酸はサプリで飲んでいます。鉄分も意識しています。
妊娠に大切な栄養って、他にもあるんですか?」
これは、「不妊ルーム」に来られた30代の女性が、
カウンセリング中にこぼした言葉です。
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妊活の漢方薬を科学する
――「不妊ルーム」の現場から見えてきたこと――(2025年6月12日)
「先生、漢方薬って本当に効くんですか?」
これは「不妊ルーム」でときどき受ける質問です。
確かに、漢方薬に対して懐疑的な声もあります。
「なんとなく効きそうだけど、科学的じゃないのでは?」
という不安を抱える方も少なくありません。
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妊活を「北風と太陽」に例えると(2025年6月9日)
イソップ寓話に「北風と太陽」というお話があります。
旅人のマントを脱がせようと、北風は強い風を吹きつけますが、
旅人はますますマントを固く握りしめます。
一方、太陽は暖かな光を照らすことで、旅人は自然とマントを脱ぎます。
この寓話は、妊活にも通じるものがあるのではないでしょうか。
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漢方薬は体質改善のクスリというよりも(2025年6月6日)
「私、体質を改善したいんです。だから漢方薬を出してください」
「不妊ルーム」にこられる女性の中には、
こうした相談をされる方が少なくありません。
どうやら漢方薬とは、妊娠しやすい体に体質改善してくれる
“魔法の薬”のように認識されている節があります。
「不妊ルーム」で妊娠してほしい!(2025年5月30日)
私は妊活のご相談に来られる女性に、
できれば「不妊ルーム」で妊娠してほしいとお伝えしています。
これは、不妊治療を否定したいからではありません。
ですが、「不妊治療=唯一の選択肢」と考えてしまう前に、一度立ち止まって、
深呼吸して、自分の心と身体の声に耳を傾けてみてほしいのです。
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ブライダルチェックから「妊活力チェック」へ(2025年5月23日)
妊娠を目指す前に、自分の“いま”を知るという選択
「いつか赤ちゃんが欲しい」と思ったとき、あなたはどんな行動を起こしますか?
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「生理3日目のホルモン検査」はどんな意味がある?(2025年5月19日)
不妊治療を始めると、最初のステップで「ホルモン検査をしましょう」
と言われることがよくあります。
その中でも大切とされているのが「生理3日目」のホルモン値のチェック。
これは、妊娠に向けて体がどんな状態なのかを知るための、
いわば“体からのメッセージ”を読み取るようなものです。
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漢方薬は医師から処方してもらう3つの理由(2025年5月15日)
「漢方薬って、身体に優しそうだから自己判断で飲んでも大丈夫」
「自然の成分だからサプリメントと同じようなものでしょ?」
そんなイメージを持っている方、多いのではないでしょうか。
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人工授精の妊娠率が低いのはなぜ? アップさせるには?(2025年5月9日)
人工授精(AIH)は医師が排卵のタイミングを把握し、運動性の高い精子を子宮に注入する方法ですが、妊娠率は5〜8%と低い現実があります。
その理由については、EBM(Evidence-Based Medicine:科学的根拠に基づく医療)とNBM(Narrative-Based Medicine:物語に基づく医療)の両方から考えることで、より深く理解できます。
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高齢女性の体外受精には卵巣セラピーが有効(2025年5月2日)
体外受精(IVF)は、排卵誘発、採卵、体外受精、胚培養、移植というプロセスを通じて妊娠を目指す高度な医療技術ですが、その成否には卵子の質≠ェ大きく影響します。
特に女性の高齢化に伴う卵巣機能の低下や、卵子の老化は、体外受精の成功率を左右する大きな要因となります。
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DHEAサプリが卵子の成熟に大切な理由(2025年4月25日)
「不妊ルーム」に、3人の方の"卒業"報告が届きました。
卒業とは、体外受精にステップアップした患者さんが無事に妊娠し、産科へと移られることを指します。
この3名、全員が当院で「卵巣セラピー」のサポートを受けており、その中で「DHEA」の調整を行っていたことが共通していました。
なぜDHEAサプリメントが妊娠のサポートになるのか?
DHEAと卵子の関係について、やさしく解説したいと思います。
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妊活にはNBMが有効かつ重要!(2025年4月18日)
Narrative-Based Medicine:NBMをご存じでしょうか?
「narrative?、「物語」や「語り」という意味の英語です。
通常の医療(エビデンス・ベースド・メディスン:EBM)は、検査結果やデータに基づいて診断・治療を進めていきます。
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精子の運動率とコエンザイムQ10(2025年4月11日)
不妊治療の現場では、これまで「卵子の質」に注目が集まりがちでした。
近年「精子の質」も同じくらい重要視されるようになってきました。
特に、精子の運動率やDNAの損傷率など、精子の「中身」に焦点が当てられる中で、注目を浴びているのがコエンザイムQ10です。
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不妊治療の保険適用拡大から3年が経過して(2025年4月7日)
2022年4月から不妊治療の保険適用が拡大されました。
体外受精(IVF)などの高度生殖医療も健康保険の対象となり、多くの夫婦にとって経済的負担の軽減が期待されるようになりました。
しかし、一方で課題も浮かび上がっています。
体外受精の医師と話し合う理由(2025年3月31日)
私は時々体外受精のトップクラスの腕を持つ医師と話し合いを持ちます。私が「不妊ルーム」で行っていることがセーフティ・ドライビングならば、体外受精を行っている先生たちは「F1ドライバー」かもしれません。
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体外受精の前にセカンドオピニオンを!(2025年3月24日)
2022年4月より不妊治療の保険適用が拡大され、体外受精まで保険適用となりました。
その結果、不妊治療=体外受精の現状において、体外受精にエントリーする前のセカンドオピニオンが大切です。
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不妊治療と東洋医学のベストミックス(2025年3月17日)
不妊治療において、西洋医学(生殖医療)と東洋医学(漢方や鍼灸)の併用は、相乗効果を期待できるアプローチとして注目されています。
それぞれの特徴を活かしながら、最適な組み合わせ(ベストミックス)を考えることが大切です。
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卵子の老化にあらがう!―AMHの本当の意味(2025年3月11日)
「あなたは37歳ですが、AMHの値は42歳に相当しますから、すぐに体外受精を行わないと妊娠できませんよ」
と医師に言われたら、どのように感じるでしょうか?
卵子の老化に抗(あらが)う方法はないのでしょうか?
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卵子の若返りとCoQ10(2025年3月7日)
卵子の加齢は女性の妊娠に大きく影響を与える要因の一つです。
近年「卵子の若返り(卵子の質の改善)」に関する研究が進められており、コエンザイムQ10はその可能性がある成分の一つとして注目されています。
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妊活・不妊治療におけるメトグルコの可能性(2025年2月28日)
不妊治療で、メトグルコ(一般名:メトフォルミン)という薬が注目を集めています。
メトグルコは糖尿病の治療薬として長らく使われています。
ではなぜこの薬が、不妊治療の世界で注目されているのでしょうか?
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ビタミンDが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)妊活に大切な理由(2025年2月21日)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、生殖年齢の女性の約10%が罹患するホルモン異常疾患であり、排卵障害や不妊の主要な原因の一つです。
PCOSの女性は、インスリン抵抗性、男性ホルモン(テストステロン)の過剰、月経不順などの症状を抱えることが多く、妊娠しにくい状態になりやすいことが広く知られています。
妊活サプリDHEAを深堀りする(2025年2月14日)
最近、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)というサプリメントが卵子の質を向上させる可能性があるとして注目されています。
妊活女性の年齢が高齢化しており、「不妊ルーム」では、キー・サプリメントです。
では、なぜDHEAが妊娠を望む女性に有効なのか、初心者にも分かりやすく説明します。
妊活とビタミンD ー知られざる重要な役割ー(2025年2月7日)
妊娠を望むカップルにとって、栄養バランスの取れた食事や適度な運動は非常に重要です。しかし、最近の研究で特に注目されているのがビタミンDです。
「不妊ルーム」ではビタミンDサプリメントの摂取だけで、長い間妊娠に至らなかった女性が妊娠することも稀ではありません。クスリ以上に効果を発揮するサプリメントでもあります。
「不妊ルーム」25年を振り返って(6)(2025年2月3日)
『妊娠レッスン』が広く受け入れられたことにより、「不妊ルーム」にも大きな変化が現れました。
何よりも妊娠につまずいているカップルが、数多く見えるようになったことで、私はそれぞれのカップルの心の中に潜んでいる問題について、これまで以上に深く向き合うことになりました。
卵巣年齢を3D(立体的)にとらえる(2025年1月27日)
「あなたは35歳ですが、AMHの値は43歳に相当します。
ですからすぐに体外受精を行わないとお母さんになれませんよ」
などという、女性からの訴えをよく聞きます。
あなた自身や、あなたのまわりに同じようなことを言われた人はいませんか?
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「不妊ルーム」25年を振り返って(5)(2025年1月20日)
大変な苦労を重ねた末に私の本は、『妊娠レッスン』というタイトルで、2001年の6月にようやく世に出ました。
本を書いている時に出版関係者の人から、「妊娠に関する本はニッチなのであまり売れない。3000部を捌くこともむずかしい。5000部売れたらベストセラーですよ」と言われていました。
私もはじめての経験なので、右も左もわからない状態で、編集者の手の鳴る方へよちよち歩きをして、出版にこぎつけたわけです。
しかし、その後は私の予期せぬ展開となりました。
自然周期と排卵誘発の卵子(2025年1月14日)
「自然周期で採れる卵が1番一番質が良い」
これは自然周期採卵にこだわって、体外受精を行ってきた医師の言葉です。
私はこの言葉に賛同します。
自然周期で育つ卵子と、体外受精のために準備される卵子と何が違うのでしょうか?
少し深掘りして考えてみたいと思います。
「不妊ルーム」25年を振り返って(4)(2025年1月7日)
私が考えた「3つの法則」、すなわち、
@基礎体温表をつける
A排卵日検査薬を併用する
B夫婦生活を増やす
によって、「不妊ルーム」で、不妊治療経験者を含め、数多くのカップルが妊娠している。
私はこの簡便な方法を、世の中の妊娠につまずいているカップルに知ってほしいという思いが日々強くなっていきました。
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「不妊ルーム」25年を振り返って(3)(2024年12月26日)
漢方薬の次に考えたのは、タイミング指導に工夫を加えることでした。
不妊治療におけるタイミング指導とは、頚膣超音波検査で卵胞という卵子を包んでいる袋の大きさを計測します。
しかし、この方法は患者さんの精神的なストレスになるようで、評判のいいものではありません。
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「不妊ルーム」25年を振り返って(2)(2024年12月23日)
「不妊ルーム」の25年は、漢方薬抜きには語れないと思います。
というのも「不妊ルーム」で妊娠される女性の8割は、妊娠反応陽性時に漢方薬を服用しているからです。
ですから、私がなぜ漢方薬を使用するに至ったのか、その辺の話からしてみたいと思います。
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「不妊ルーム」25年を振り返って(2024年12月16日)
「不妊ルーム」では現在、40代女性が妊娠されることが普通になってきました。
しかし、ここに至るまでは、本当に山あり谷ありでした。
通院された多くの女性たちにも助けていただきました。
「不妊ルーム」は通院される女性たちとともに歩んできたことが大きな特徴です。
「不妊ルーム」の四半世紀を振り返ってみたいと思います。
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紙&スマホ基礎体温表の相乗効果(2024年12月9日)
基礎体温表は妊活のみならず、女性の健康管理においても重要な役割を果たします。
これまで基礎体温表と言えば「紙」でしたが、スマートフォン(スマホ)で基礎体温が普及してきました。
紙、スマホ、双方にメリット・デメリットがあります。
その相乗効果を期待することを考えてみたいと思います。
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ビタミンDは妊活ダイヤモンド(2024年12月2日)
ビタミンには、A、B、C、D、E、Kがあります。
私は「不妊ルーム」に来られる方に、「ビタミンD以外は気にしなくてけっこうですよ」といいます。
それは、ビタミンCや、ビタミンEなども卵子の成熟に重要という指摘もあるのですが、こうしたビタミンは、ほとんどの日本人で足りているのです。
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妊活と甲状腺ホルモン(2024年11月25日)
女性の身体は、脳から出るホルモンの指令によって卵巣からエストラジオール(女性ホルモン)、黄体ホルモンが出て生理周期、子宮内環境などが 調節されると長らく考えられてきました。
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漢方薬で妊娠環境を整える(2024年11月15日)
妊娠するためには、からだに妊娠する準備≠ェ整っている必要があります。
これは、たとえ種をまいてたとしても畑が耕されていなければ芽が出ないのと同じで、私はそれを「体内インフラ」と呼んでいます。
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妊娠には子宮内フローラが大切(2024年11月11日)
最近、不妊治療では、子宮内フローラというものが、大きく取りあげられるようになってきました。
子宮内フローラのコンディションが良いと妊娠率がアップするのです。
そうしたことがクローズアップされるようになってきたのは、ほんのここ数年です。
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妊活女性の心配:AMHの値が意味するもの(2024年11月5日)
不妊治療の現場では、いま「AMH」の三文字が非常に影響力を持つようになっています。
しかし、AMHの測定が行われるようになってきたのは最近のことです。
AMHとは、「抗ミューラー管ホルモン」の略なのですが、私はこのホルモン値に関する誤解をときたいと思います。
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不妊治療にエントリーする際のポイント(2024年10月28日)
不妊治療にエントリーすると決めたなら、心しておいてほしいことがあります。
それは、不妊治療はどこで行っても、あなたの妊娠を約束してくれる医療機関は一カ所もないということです。
そのことは、タイミング法でも、体外受精、顕微授精に進んだとしても同じことです。
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不妊治療を継続させるコツ(2024年10月21日)
不妊治療で妊娠という結果を得るにはいくつかの大切なポイント、心の持ち方があると思います。「不妊ルーム」での経験から、以下のようなことが大切だと思います。
心に留めてください。
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不妊治療を考える前に(2024年10月11日)
妊活につまずいているあなたに大切なことは、急いで不妊治療を考えることではありません。今の自分に不妊治療が必要なのかどうか≠まず考えてみることだと思います。
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妊活における漢方薬と卵巣セラピーの関係(2024年10月7日)
「不妊ルーム」開設後、妊活のフォローアップ開始からほどなくして、漢方薬の使用 を始めました。その理由については、いくつかありますが、何よりも大きかったのは、 通院される女性から、漢方薬を処方してほしいという要求が強かったことです。
妊活の1丁目1番地は「3つの法則」(2024年9月17日)
私は2002年に『妊娠レッスン』(主婦と生活社)という本を出版しました。この本は大変好意的に受け入れられ、12刷6万部のベストセラーとなりました。『妊娠レッスン』の主張を一言で言えば、不妊治療だけが妊娠に至る道ではない≠ニいうことです。そして、不妊治療に代わるものとして「3つの法則」を提案しました。
漢方薬から体内インフラへ(2024年9月10日)
妊娠するためには、からだに妊娠する準備≠ェ整っている必要があります。これは、たとえ種をまいたとしても、畑が耕されていなければ芽が出ないのと同じで、私はそれを「体内インフラ」と呼びました。
2人目不妊に体外受精は必要ですか?(2024年9月3日)
1人目は結婚してすぐできたのに、2人目がなかなかできない、いわゆる2人目不妊の女性がとても増えています。実際「不妊ルーム」でも、1人目を「不妊ルーム」で授かった女性が、2人目を希望して来院される女性も多くいます。
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47歳で妊娠したMさんのストーリー(2024年8月26日)
今から10年以上前に、「不妊ルーム」最高齢となる、47歳で妊娠、48歳で出産されたMさんをを経験しました。この方は、ホルモンの数値やこれまでの治療歴などのバックグラウンドから、妊娠がとても難しいと思われる状況の方でした。そうしたバックグラウンドがあっても、妊娠に至ったMさんのエピソードは、いま妊娠を目指している多くの方に、勇気を与えられるのではないかと思います。
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AMHは卵子の数≠フ指標に過ぎない(2024年8月16日)
不妊治療の現場では、いま「AMH」の三文字が大きな影響力を持っています。AMHの検査を受けた方がたくさんおられると思います。
しかし、AMHの測定が行われるようになってきたのは、最近のことです。
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