30歳になったら乳がんチェックを!
こまえクリニックでは、30〜40代女性にも乳がんチェックを勧めています。それは、最近、若い女性の乳がんが増えているからです。食生活の欧米化が若年性乳がんの発症に密接に関係しているといわれています。そのことは若い女性の乳がん患者が、都市部ほど多いことからわかります。ちなみに東京都は30代女性の乳がん罹患率が全国1位です。
乳がんは女性における患者数が最も多いがんです。
■2015年に新たにがんになった女性の数
- 乳がん 8万9400人
- 大腸がん 5万7900人
- 肺がん 4万2800人
- 胃がん 4万2200人
- 子宮がん 3万人 (国立がん研究センター調べ)
しかし、乳がんは亡くなる人が少ないがんでもあるのです。
■2015年にがんで亡くなった女性の数
- 大腸がん 2万3400人
- 肺がん 2万1900人
- 胃がん 1万7000人
- 膵臓がん 1万6200人
- 乳がん 1万3800人 (国立がん研究センター調べ)
例えば、肺がん患者さんは、2人に1人が肺がんで亡くなっています。一方乳がんの場合は、6人に1人です。ようするに乳がんは、早期発見で適切な治療を行えば、大腸がんや肺がん、胃がんなどに比べると怖いがんではありません。
乳がんチェックの方法として、マンモグラフィーがありますが、
1)痛い!
2)検出率が低い
3)放射線を浴びる
という問題点があります。
1)痛い!は、経験された方はよくおわかりでしょう。2)検出率ですが、マンモグラフィーでは、乳腺も乳がんも白く映るので、小さな乳がんの発見は極めて難しいのです。3)放射線の関係から若いうちからマンモグラフィーはお勧めできません。
こまえクリニックでは、乳がんの早期発見を目的に、年に2回の超音波乳がんチェックを勧めています。これにより、ほとんどの乳がんの早期発見が可能だと考えています。
また、妊娠をお考えの方は、妊娠前の乳がんチェックを勧めます。その理由は、妊娠すると乳腺が発達してきます。妊娠後期ともなると、乳がんがあったとしても、乳腺にかくれて、発見が困難になってきます。また妊娠によって黄体ホルモン、女性ホルモンの分泌が増加し、こうしたホルモンは、乳がんの進行を促進します。
こまえクリニックは、高い技術をもつ女性の超音波検査士が、乳がんチェックを担当しております。乳がんチェックは予約制です。希望される方は、メール、お電話にてお気軽にお問い合わせください。